痛みや熱さなどの苦痛もない、ただ横になっているだけで済んでしまうがん治療

メスも麻酔も使わない、痛みや熱さなどの苦痛もない、ただ横になっているだけで済んでしまう最先端のがん治療があります。

女優の樹木希林さんがその治療と出合い、放射線のピンポイント照射で、見事がんが消失したと話していました。

2004年に樹木希林さんは、乳がんが発覚し、右乳房の全摘出手術を受けました。

それから2年ほど経った後、同じ場所でがんが再発しました。

樹木希林さんは、鹿児島県にある「UASオンコロジーセンター」で、X線による放射線の「四次元ピンポイント照射療法」を受けました。

これまでの治療は、病巣に対して四方八方から放射線を立体的にあてる「三次元照射」でした。

UASオンコロジーセンターのセンター長の植松稔さんが、呼吸によるがんの位置変化を追跡するという時間軸を加えた「四次元ピンポイント照射」の理論を構築しました。

樹木希林さんは自分が体験した治療法を周囲に紹介はするものの、決して無理強いはしないと話していました。

個々のがんの質が違うから責任が持てないし、人はがんと向き合って自分を知るということじゃないかと思うとの事でした。

現在も樹木希林さんは、定期検診に通っているそうです。

再発した乳がんを四次元ピンポイント照射で消しましたが、その2年後、今度は副腎や脊椎に転移が見つかったそうです。

樹木希林さんは、がんで死ぬっていちばんいいと思うそうです。

それは、用意ができるからだそうです。

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タグ：乳がん 樹木希林 UASオンコロジーセンター 四次元ピンポイント照射