勘三郎さんの納骨延期の理由

急性呼吸窮迫症候群のため、亡くなった中村勘三郎さんの四十九日法要が行われ、親族や親しい友人ら50人ほどが集まり、賑やかなことが好きだった勘三郎さんらしく、和やかで明るいものとなったそうです。

通常は、納骨は四十九日に行うことが多いです。

勘三郎さんのお骨はまだ自宅に置かれたままです。

妻の好江さんの話では、まだ納骨の日取りは決めていないそうです。

好江さんは、毎日のように一日の出来事なんかを勘三郎さんの遺影やお骨に話しているそうです。

4月に完成する新・歌舞伎座の舞台に立つことを、闘病中の勘三郎さんはずっと夢見てきました。

できあがった歌舞伎座のこけら落とし公演を見せてあげたいという思いが、好江さんや勘九郎さんたちにはあるみたいです。

浅草では、ふたりの息子たちによる『平成中村座』公演を引き続き誘致できるようにという署名運動が計画されているといいます。

それが実現すれば、埋葬された後も勘三郎さんが、近くで息子たちの歌舞伎を見守ってくれるはずです。

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