日本ハムが大谷にこだわった理由

花巻東高校の大谷翔平さんは、メジャー挑戦を表明していましたが、最終的には北海道日本ハムファイターズと契約する事になりました。

北海道日本ハムファイターズが高校球界屈指の右腕の大谷翔平さんにこだわった理由は、即戦力としての魅力だけではないそうです。

プロ野球で、今季の高卒ルーキーで初勝利を挙げたのは、楽天の釜田佳直さんとソフトバンクの武田翔太だけです。

ダルビッシュも1年目は5勝止まりでした。

松坂大輔さんや田中将大さんのような大物新人も時にはいますが、一般的に球界では高卒ルーキーはそもそも頭数に入らないとされています。

日ハム側には、是が非でも入団させたい事情があったそうです。

日ハムは昨年、今年巨人と契約した、原監督の甥っ子で東海大の菅野智之さんを強行1位指名して失敗しました。

2年連続でドラフト1位を逃せば、ファンに申し開き出来ないし、山田正雄GMの責任問題になりかねないという大人的事情がありました。


栗山新監督でリーグ優勝を遂げたにもかかわらず、本拠地の札幌ドームの動員数が減少しています。

ダルビッシュ人気は高く、在籍した時期は1試合平均2万7000人でした。

今季のCSファイナルステージでも空席が目立っていました。

そこで、目を付けたのが、高校通算56本塁打と打者としても非凡な才能を見せる大谷翔平さんでした。

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栗山監督が、登板のない日はDHで打者として起用すると語り、「二刀流」を集客力アップに繋げたい考えがあったそうです。

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