香川照之の歌舞伎界入りが海老蔵の危機になるかも

香川照之さんと父である市川猿之助さんは、45年間の絶縁状態から歴史的和解を果たし、香川照之さんはに九代目市川中車を襲名して、長男の五代目市川團子とともに歌舞伎界入りすることになっています。

2002年に猿之助の元を飛び出していった市川亀治郎さんも四代目猿之助として戻ってくることになったそうです。

猿之助さんが脳梗塞で倒れ、舞台に立てなくなって以降、最大の窮地に追い込まれていた澤瀉屋が再び全盛期の勢いを取り戻すのは間違いないでしょう。

そうなるとうかうかしてはいられないのが、成田屋の市川海老蔵さんです。

澤瀉屋一門は、猿之助さんに鍛えられていて、実力派ばかりですから、亀治郎さんと市川右近さんという二枚看板に、香川さんというネームバリューが加わるとなると歌舞伎座が新しくなるころには、澤瀉屋一門がメインを張る可能性もあるそうです。

歌舞伎ファンは、襲名公演のチケット取れるだろうかという声があるそうです。

将来、海老蔵さんは市川宗家の團十郎という、歌舞伎界でもっとも権威ある名前を継ぐ身です。

しかし、何かと問題を起こしすぎです。

海老蔵さん人気に頼らざるを得ない歌舞伎界が守ってくれていますが、これ以上問題が続けば、どうなるかわかりません。

それに歌舞伎界としても、他に客を呼べる公演があるならば、海老蔵さんを守る必要もなくなるという訳です。

つまり澤瀉屋が彼を脅かす存在になりそうです。

海老蔵さんは、香川さんの長男歌舞伎界入りの最大の理解者で、相談にも乗り、手助けもしてきたそうです。

まさかその香川さんに自分の立場を危うくされようとは、海老蔵さん自身思ってもいなかったことでしょう。

それほど香川さんの歌舞伎界入りの衝撃度が大きかったのも事実です。

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