梨園の妻になれる条件

片岡愛之助さんにと隠し子の存在が発覚しました。

歌舞伎界では、これまでにも多くの人の隠し妻、隠し子が発覚しています。

その事を考えると、梨園の妻となるのはなかなか難しい問題のようです。

市川海老蔵さんはキャスターの小林麻央さんと結婚するまで、数々の浮き名を流していました。

特に結婚に近かったのはお互いの両親も公認だった米倉涼子さんだったと言われています。

米倉さんは海老蔵さんの両親と一緒に食事をするほどの仲だったそうです。

しかし、結婚には踏み切れませんでした。

当時、海老蔵さんは祖父が遺した約20億円の借金を白血病で体調不良だった父の代わりに返済しなければならない状況でした。

そのため、後援会にて結婚相手は資産家令嬢のほうがという思いがあったそうです。

梨園の妻になる条件は、年齢や金の問題だけではなく、跡継ぎの問題が大きくかかわっています。

近藤サトさんは坂東三津五郎と結婚しましたが、前妻との間に長男の坂東巳之助さんがいたので、子供をつくることを咎められたそうです。

そのことが原因とされ、離婚になりました。

尾上菊之助さんとの11才差の交際が発覚した江角マキコさんが結婚に至らなかったのも、跡継ぎの問題だったといわれています。

江角さんは菊之助さんがいないときでも菊之助さんの実家を訪れて、お父さんの尾上菊五郎さんと一緒に酒を酌み交わすほどの仲だったそうです。

菊五郎さんは、どうしても跡継ぎの男の子を産める相手との結婚が重要です。

当時、江角さんは35才で高齢出産といわれる年齢でした。

菊五郎さんは結婚相手として認めることはできませんでした。

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